

現在、幼児ポピー年少コースを受講中です。
先日、まなびwithの年少10月号を1号だけキャンペーンで受講してみました。
同じポピー年少10月号と比較して、内容の違いを確認してみたいと思います。
10月号の教材内容
はいっているもの
まなびウィズ
-
- まなびブック
- おやこブック
- かたちタイル※
幼児ポピー
- ポピっこきいどり
- ほほえみお母さん&お父さん
- いろがみ(ガイド付き折り紙)
- 特別教材 1から5のかず(アプリ)
まなびウィズの1号受講は、有料体験版扱いなので、特別教材の「かたちタイル」が入ってませんでした。
ただ、実際には10月号で届く予定の教材です。
共通点はメインのワークブックと、保護者向けの解説冊子が別れていることくらいでしょうか。
ワーク教材の量
まなびウィズ
- ページ数 64ページ
- 課題数 24題
幼児ポピー
- ページ数 66ページ
- 課題数 13題
教材のボリュームの比較をすると、だいたい同じくらいです。
ページ数は同じくらい、紙の厚みのせいでポピーのほうが分厚い程度。
課題数は、まなびウィズが見開きで1課題というスタイルのため多めに見えます。
ポピーはお話の流れに沿って問題がでるので、課題のあるページもあれば、無いページもあります。
見開きの両方のページに別の課題(見開きで2題)あるページもあります。
ボリューム的には違いはあまり感じません。
ワークの内容(教材バランス)
まなびウィズの目次を基準にジャンル別の課題がどの程度あるか比較します。
まなびウィズ
- もじ・ことば・・・10題(20ページ)
- かず・・・・・・・9題(18ページ)
- たいけん・・・・・5題(10ページ)
- おはなし・・・・・8ページ
幼児ポピー
- もじ・ことば・・・4題(11ページ)
- かず・ちえ・・・・6題(25ページ)
- たいけん・・・・・4題(11ページ)
- おはなし・・・・・12ページ
差が出ているのは、国語重視のまなびウィズは、「もじ・ことば」に力をいれているところです。
一方ポピーは、「ちえ・かず」に力を入れています。
このあと、問題の内容(難易度)の比較をしますが、たしかにまなびウィズの文字課題はポピーに比べると進んでいます。
逆に、知恵系の課題はポピーに比べると、まなびウィズのほうがやさしい内容だなと感じました。
教材の難易度比較(まなびウィズ・幼児ポピー)
国語に力をいれてるまなびウィズのほうが「もじ・ことば」重視
年少コースの幼児通信教育は、毎月あ行から順に五十音を学ぶものが多いです。
だから、ポピーもまなびウィズも10月号は「ま行」です。
まなびウィズは入会時に50音の書かれた「ひらがなポスター」がもらえます。
それにそって、「五十音表」に対応しながらひらがなを学びます。
一方、ポピーの方は独立して五十音を学ぶので五十音表というものは出てきません。
また、フォントの使い方も個性が出ています。
ポピーのワークは、明るく楽しいポップな印象。文字も雑誌のような可愛らしい字です。
まなびウィズは、教科書準拠の「教科書体」という書体を使っています。
小学校に入ってからの教科書を意識していることが伝わります。
語彙力を増やすための課題。
まなびwith・ポピーともに「ま行」の言葉を探そうというものです。
- まなびwith・・・家の中から探そう&おうちの人が書き込もう
- ポピー・・・・・見開きのイラストから探そう&ま行シールを貼ろう
まなびwithのほうは、身近なものから探すので、このワークの延長で日常的に「まみむめも探し」をしてくれます。
実際に、娘とバスに乗っていたら「あれは、【ま】がつくよね~」と思い出したように話してくれました。
ポピーの方は、日常生活で見られないものを見つけることもできます。
むかでなんて・・・部屋に出たら怖いですもんね(^_^;)
他には、ひらがなのなぞり書きはポピーには無い課題です。
ひらがなの習得については、まなびwithのほうが先取りしています。
脳科学を意識した知恵ワークが充実のポピー
幼児ポピーは脳科学者の篠原先生が監修しているので、育脳を意識したワークの作りになっています。
だから「知恵」の要素がかなり強めです。
まなびwithは学校の授業のように、1つの課題が1枚の見開きでしっかり終わるようになっています。
ポピーは話の流れに自然と問題が組み込まれています。
これも脳科学的なメソッドを取り入れた結果です。
数の課題で仲間わけの問題があります。
まなびwithは「同じマークを集めよう」という課題で登場します。
ポピーはというと、パンの種類を3つにわけます。
これは表紙からはじまる「魔女たちの運動会」というストーリーの一部。
運動会用のパンが焼き上がったから、種類別にカゴに分けようというお話です。
この流れで、間違い探しをしたり、数を学んだりします。
↓は魔女の森に行くという導入部分です。
5本の木だけを通るという条件迷路。
よく見ると、5本の木(正解の枠)ですが、全て木の並び方が違います。
並び方が違っても同じ5として認識するか確認している課題です。
まなびwithはというと、10月号では3までの数字しか出てきませんでしたが
数え方はおはじきを使います。
おはじきで数をかぞえる勉強の仕方は小学生の算数につながります。
ね?かなり、個性が出てると思いませんか?
まなびwithは、就学前学習という目線ではかなり上手に作られています。
ポピーは、先取りせずに脳を鍛えるために知恵ベースで、月齢にあった学習もできるように作られているのです。
運動や生活の内容は特にかわりなし
10月号はどちらも運動や生活についての課題がありました。
まなびウィズ
- せいかつ・・・ごはんのときの決まり
- 運動・・・・・かけっこ
- しぜん・・・・落ち葉や木の実探し
- 工作・・・・・いもほりごっこ
- 手遊び歌・・・コロコロたまご
幼児ポピー
- せいかつ・・・おてがみだそう/食べ物の名前
- 運動・・・・・あしぐーぱー
- 工作・・・・・紙のお皿で変身
- 手遊び歌・・・今月は無し
生活に関する部分は、幼稚園・保育園に通っていれば集団生活で学ぶことが中心です。
通信教育では、あまり力をいれなくてもいいかなと思っています。
運動は、月齢にあったおすすめの運動プログラムです。
まなびwithの「かけっこ」は、体を動かす楽しさを感じましょう。という内容なので公園で走るだけ・・・という印象です。
ポピーの「アシグーパー」は足じゃんけんの「ぐー」と「ぱー」です。
娘も、園で「けんけんぱっ」をすると言っていたので、こちらも月齢にあった遊びだなと思いました。
工作は、新聞紙で作るさつまいもと、紙皿でつくる変身おめんです。
どちらも材料は家庭で用意して作りましょうという内容です。
まなびwithの場合は、この課題のほかに、作ったさつまいもをつかった「やきいもやさんごっこ」もありました。
※余談ですが、新聞紙をまるめるさつまいも作りと、やきいもやさんごっこの2つ課題で4ページ使っているのは、なんとなくもったいない気がしました。
ポピーのお面づくりは、他の課題と独立していて、お面づくりだけが見開きページにポンと出てくるので
「やらなくてもいいかな~」と思ってしまう内容でした。
手遊び歌は、まなびwithの場合は会員サイトで動画でのフォローがあります。
ポピーは珍しく10月号はついてませんでしたが、だいたい毎月1曲紹介があります。
動画フォローは特になく、保護者用冊子に譜面がのっています。
好き嫌いが分かれる部分だと思います。
動画フォローと言えば、ポピーはお話の読み聞かせ音声があります。
まなびwithは、読み聞かせ機能はありません。
これも好き嫌いがわかれそうですね。
文字・語彙力重視なら「まなびwith」育脳・知恵重視なら「幼児ポピー」
比較していて、2つの教材の違いがよくわかると思った課題を最後に紹介。
まなびwithは、子どもが出すヒントを元にはこの中身を当てます。
ふんわりとか、ツルツルといった語彙力を増やしてくれる問題です。
もちろん、ポピーにこんな問題はありません。
一方、ポピーでは混色のワークがありました。
他にも迷路や、間違い探し。みっけのような指定のものを探すワークも充実。
遊びながら脳を鍛えることが重視されています。
どっちが良いでしょう?
親の好みもわかれるし、子どもの好き嫌いも出てくると思います。
無料資料請求で試してみることもできます。
ただ、今回実際に本教材を試してみて思ったのが、お試し教材以上に違いがしっかりわかったということ。
子どもの教材って一度決めると使い続けると思うんです。
教材費の安い幼児期のうちに、本教材を使ってみての比較をすると
子どもの反応もわかりやすくて、本当に良かったです。
他の方のブログをたくさん読むより、スッキリしますよ 笑