2022年4月こどもちゃれんじにタブレット学習コースが新登場しました。紙の教材とはまた違った魅力があるようです。
従来のじゃんぷ総合コースと何が違うんでしょう。またタブレット教材では先行するスマイルゼミ幼児コースとの違いはあるんでしょうか。気になる点を調べて比較してみました。
じゃんぷタッチの口コミ・評判
2022年度新設のじゃんぷタッチは、まだ口コミが少ないですが、期待の声が高まっています。タブレットにはまる子もいれば、飽きてしまう子もいるようです。
個人差が大きいようですが、実際に利用してみて良かったという感想は、以下のような内容です。
・子どもが自発的に学習に取り組むようになり、学習習慣が身についている
・基礎学力がしっかり身につき、文字の読み書きや簡単な計算ができるようになった
・ゲーム感覚で楽しめるため、継続的に取り組むことができている
・保護者とのコミュニケーションツールとしても大変便利である
・朝や帰宅時の隙間時間を有効活用できる
ゲーム要素を取り入れたじゃんぷタッチは、幼児が飽きずに楽しく学習できるのが魅力。朝夕のルーティンとして自ら進んで取り組む子どもが多いようです。
ひらがな・カタカナの読み書きや計算など、思った以上の実力がつくという感想もありました。
じゃんぷタッチには保護者とメッセージのやり取りができる機能があり、学習成果を共有し合うことで親子の絆が深まると好評です。
公式サイトには、さらに詳しい体験談がまとめられています。公式サイトなので良いことしか書いてないんじゃ?と思うかもしれませんが、似たようなライフスタイルの方の活用事例は参考になります。
じゃんぷタッチの詳細・特徴
年長(じゃんぷ)コースから選べる
こどもちゃれんじのタブレット学習は、年長向けの「じゃんぷタッチ」があります。
- 年長「じゃんぷタッチ」
このタブレットメインのコース以外にも、紙ワークやエデュトイを中心とした総合コースが選択できます。総合コースでもスマホやタブレットで利用できる「デジタルワーク」は含まれているので、デジタル教材を併用したい場合におすすめです。

デジタルワークは年少(ほっぷ)コースから利用可能。タブレットコースは年中(すてっぷ)コースからです。
デジタルワークの利用可否
| コース | デジタルワーク |
|---|---|
| すてっぷコース | ○ |
| じゃんぷタッチ | ○ |
| じゃんぷコース | ○ |
| ほっぷ | しまじろうクラブアプリ内 |
エデュトイは年3回届く
タブレットで学ぶコースですが、年に3回エデュトイがついてきます。手触りで遊ぶ楽しさも味わえます。
- 4月号:やるきアップデジタルマシン
- 8月号:パワーアップコントローラー
- 10月号:1にち1かいべんきょうデジタルスタンプ
届くのは「やるきアップデジタルマシン」「パワーアップコントローラー」「1にち1かいべんきょうデジタルスタンプ」です。世界地図ポスターは、どちらのコースを受講中でも届きます。
さらに4月号では全コースに「べんきょうどうぐボックス」が付属。エデュトイと併用することで、タブレットと実物の両方で学べる良いバランスの学習ができそうです。
タブレット学習以外に紙のワークも届く
タブレットコースを受講していても、年に3回はワークが届きます。鉛筆で文字を書く練習ができます。
郵送で届くものの年間スケジュール
- 4月号・・・タブレット・紙ワーク・とけいマスター(※新規入会者のみ)・もちかたばっちりキラキラえんぴつ・やるきアップデジタルマシン
- 6月号・・・ひらがな・カタカナ・すうじ・かきじゅんポスター
- 8月号・・・紙ワーク・パワーアップコントローラー
- 10月号・・・1にち1かいべんきょうデジタルスタンプ
- 1月号・・・こくご/さんすう準備ワーク・世界地図/漢字ポスター
郵送物のない月は、学習データをダウンロードして取り組むことになります。
英語学習は他のコースより取り組みやすい
じゃんぷタッチで取り組める領域は全部で12種類あります。
- ひらがな
- カタカナ
- 数・図形
- とけい
- 考える力
- プログラミング
- 自然科学
- 社会性
- ルール・マナー
- アート
- 音楽
- 英語
総合コースよりも幅広い内容になっています。特にタブレット学習の強みを生かした「英語学習」には期待がもてます。
じゃんぷタッチの料金・費用
受講費は他のコースより高い
タッチコースは少し高めの設定になっています。
| すてっぷ・じゃんぷコース | じゃんぷタッチ | |
|---|---|---|
| 月払い | 月々3,290円 | 月々3,990円 |
| 12ヶ月一括払い | 月あたり2,730円(一括払い32,760円) | 月あたり3,230円(一括払い38,760円) |
タブレットは6ヶ月以上受講で無料
じゃんぷタッチで使うタブレットは「専用タブレット」です。市販のタブレットは使えません。入会時に1台届き、費用は発生しません。
入会から6ヶ月以内に退会・解約したり、総合コースや思考力特化コースへ変更する場合は、「専用タブレット」の代金として8,300円(税込 消費税率10%)がかかります。
4月号入会の場合
| 受講号 | タブレット代 |
|---|---|
| 4月号 | 8,300円(税込 消費税率10%) |
| 5月号 | 8,300円(税込 消費税率10%) |
| 6月号 | 8,300円(税込 消費税率10%) |
| 7月号 | 8,300円(税込 消費税率10%) |
| 8月号 | 8,300円(税込 消費税率10%) |
| 9月号 | 8,300円(税込 消費税率10%) |
| 10月号以降 | 無料 0円 |
オプションでタブレットの保証サービス代もかかる
タブレットには1年間の自然故障への保証がついています。それ以上の機器保証には、オプションの「チャレンジパッドサポートサービス」への加入が必要です。
サポートの契約料金は、1ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の単位で申し込めます。じゃんぷチャレンジ入会時のみ申込みが可能です。
- 1ヶ月単位:360円(年間4,320円)
- 6ヶ月単位:1,950円(年間3,900円/月あたり325円)
- 12ヶ月単位:3,600円(月あたり300円)
サポート期間内の交換は、3,300円/回の有償です。保証サービス未加入の場合は、39,800円(税込)/台かかります。
じゃんぷタッチの使い方
基本操作は指タッチ
じゃんぷタッチのタブレット操作は指でタッチして学習に取り組むスタイルです。文字を書く学習のときに限り、専用のタッチペンを使用します。
2022年度からの新タブレット「チャレンジパッドネクスト」は、画面に手を付きながら字がかける最新仕様です。
オフラインでも使えるが、インターネットは必須
じゃんぷタッチは、毎月の教材をインターネットでダウンロードして使います。そのため、インターネットの環境は必ず必要です。
常時接続可能なブロードバンド(光ファイバなど)環境と、無線LAN(Wi-Fi)環境をご用意ください(10Mbpsを推奨)。
同じくタブレット学習コースの「チャレンジタッチ」は教材をダウンロードしておけば、外出先のオフライン環境でも使用できます。だから、「じゃんぷタッチ」も同じように外出先でもつかえる「いつでもタッチ」モードが使えるのではないでしょうか。
取組状況は保護者向けサービスで管理
日別・月別・年別に学習履歴を確認することができます。
その他に、タブレット内でこどもが書いた作品がメールに届いたり、子供とメールでのメッセージのやりとりもできます。

お手紙のやりとりのメール版ですね。
娘もキッズスマホから、スタンプメールを送るのが好きです。
喜んで使うお子さん、多そうですね♡
スマイルゼミ幼児コースとの違い
タブレット学習専門の通信教育サービス「スマイルゼミ」とコース比較をしてみました。
費用
| スマイルゼミ | じゃんぷタッチ | |
|---|---|---|
| 月額会費 | 税込3,278円/月(一括払い39,336円) | 税込3,230円/月(一括払い38,760円) |
| タブレット代※ | 税込10,978円(初回のみ) | 0円 |
| 保証サービス | 税込3,960円/年 | 税込3,600円/年 |
| 修理交換費用 | 税込6,600円/回 | 税込3,300円/回 |
※入会後6ヶ月以上継続した場合の費用
※スマイルゼミは解約時期により、7,678円~32,802円のタブレット費用が別途必要
※じゃんぷタッチは、6ヶ月未満で解約もしくはコース変更をした場合、9,900円のタブレット費用が別途必要
学習内容
どちらの教材も
- 「ひらがな・カタカナ」などの文字学習
- 「かず」「とけい」などの算数の土台
- 「ちえ・かんがえるちから」などの論理的思考
- 「しぜんかがく」
- 「社会性・ルールマナー」などの生活分野
はカバーしています。
違う点は、じゃんぷタッチだけには
- プログラミング
- アート
- 音楽
という分野が入っていることと。
実際に郵送で届く、手書きの教材も含まれている部分です。
スマイルゼミでは、2022年4月からの「コアトレ」というサービスで幼児コースから中学生の内容まで先取り学習ができます。じゃんぷタッチも8月号以降は、「AI国語算数トレーニング」が利用でき、先取り学習ができます。さらに有料オプションで、英語コースの深堀りもできます。
費用面では、じゃんぷタッチのほうが始めやすい印象です。内容面は好みが分かれそうなので、実際に試してみるしかなさそうです。






コメント
コメント一覧 (4件)
[…] 我が家にあるのは、小学生向けのチャレンジタッチです。幼児さん向けには、「じゃんぷたっち」や年中さん向けの「すてっぷたっち」もあります。ベネッセ以外ではスマイルゼミの幼児コースもありますね。 […]
[…] 他には、年長さんなら「じゃんぷタッチ」もおすすめ。 […]
[…] […]
[…] […]