

Z会はもともと、難関大学受験のための通信教育としてスタートしています。
そのため、難易度が高く、おかたい教材というイメージがあります。
幼児コース(年中・年長)が開講されたのは2008年と、比較的新しい通信教育です。
年少の通信教育は2013年からスタートした一番新しいコースで、教材は親子で使うものが中心となっています。
Z会幼児コースの特徴
先取りよりも「あと伸び」重視の教材で原体験を積む
お受験のイメージが強かったので、「詰め込み」「先取り」な教材かと思いきや、
「あと伸び」を推奨している幼児教材でした。
あと伸びだからといって、幼稚な内容ではありません。
工作体験などの遊びのような取り組みも、中学受験につながる課題をこっそり盛り込んでいます。
↑は、中学受験での「てんびんのはたらき」の課題を幼児コースで出題している例です。
紙皿を使った手作りの「ゆらゆらおもちゃ」で重さと傾きの体験学習をします。
この経験が、中学受験時の「てんびんのはたらき」の課題の時に、活きてくる原体験というわけです。
紙皿でつくるてんびんのおもちゃの他にも、身の回りのものを学習に変えるきっかけを与えてくれます。
科学・生物・社会・食など、分野が広いので、かたよりなく子どもの好奇心に火をつけられるのも魅力。
子どもと一緒に大人も発見できそうな内容です。
身の回りにある、学びの種を見過ごさずに視野を広げてあげることができます。
目に見えて、英会話ができるようになったり、九九を暗唱できるなどの先取り要素はありませんが
この経験を幼児期に積むことが、就学後の学習に差が出てくるそうです。
これは、尾木ママも言ってましたね。
5つの幅広い内容をバランスよく体験
ことば
自然・環境
数・形・論理
生活・自立
表現・身体活動
の5つの分野をかたよりなく学べる内容になっています。
通信教育ですが「身体活動」なんていうテーマもあります。
このあたりは、指導者が側にいるわけでないので、親の努力が必要ですね。
5つのテーマはそれぞれ独立したワークがあるわけではなく
ドリルで学び、体験学習でも別の角度から学ぶ、というように、一つのテーマをくり返し学ぶスタイルです。
空き箱・段ボール・食材など身近な素材で体験学習
ものすごく、こどもちゃれんじを意識している感じですが 笑
既成のおもちゃではなく、手作りするところから学びにつながるというポリシーです。
年少くらいの年齢なら、「これが使えるよ」という自分のアイデアを言うことができます。
一緒にアイデアを出して作る経験も良いものですよね。
あと、手作り玩具のいいところは、「自分なりにアレンジやカスタマイズできる」と「躊躇せず捨てられること」です。
既成品だと思いきれない改造も思う存分できます。
その点、手作りのほうが想像力が育まれそうですね。
親子で取り組むことを前提としている
Z会のメイン教材は、ドリルと「ぺあぜっと」という親子教材になります。
ぺあぜっとは、「親子で取り組む」ものです。
そのため、他の通信教育に比べて親の役割は大きいです。
Z会の幼児コースは、親子で取り組んではじめて活用できます。
子どもが自分で勉強してくれる通信教育のほうが良いという家庭には不向きな教材といえます。
Z会幼児コースの使い方
ドリル学習:かんがえるちからワーク
年少時は、問題文が読めないこともあるので、親子で取り組みます。
問題文が読めるようになる年中以降は、1人で取り組めます。
内容は、シール貼りや運筆など一般的なワークに近い内容です。
体験学習:ぺあぜっと
Z会幼児コースの目玉教材はこれです。たぶん。
親子で取り組む体験型教材です。
まず、この「ぺあぜっと」という冊子は親子で読みながら取り組みます。
◯◯してみよう!というようなテーマが4種類ほど入っています。
この「ぺあぜっと」の内容を取り組む前に読む保護者向け冊子が「ぺあぜっとi」です。
他にも、この月齢の子どもとの接し方のような保護者向けのコラムがあります。
Z会の教材が届いたら、真っ先に読みたい冊子です。
年少だけの絵本型教材
持ち運びに便利なコンパクトサイズの絵本です。
Z会らしく、メインのストーリーの他に、声掛け例が絵本の欄外に載っています。
子どもの理解度に合わせて、何度でも読める仕組みになっています。
年中・年長の提出課題
提出課題も親子で取り組みます。
半分は保護者の記入スペースで、半分がお子さんが記入するスタイルです。
この提出課題の習慣づけが、小学講座以降の自学自習につながっていきます。
年数回届く副教材
毎月届くメイン教材の他に、副教材が不定期に届きます。
たとえば、年少コースの「ひらがなひょう」のようなポスター。
メインの教材の内容に沿った副教材が届きます。
Z会幼児コースの口コミ(年少・年中・年長)・評判まとめ
ドリルの内容が少なすぎる
「かんがえるちからワーク」が届いた日に終わってしまう。または、1週間以内に終わってしまう・・・など
1ヶ月もワークが保たない!という口コミを多く見かけました。
Z会のワークは毎月24題あり、1日1題ずつ取り組む方法を推奨されています。
でも、習い事などの関係で毎日できない家庭もあるので、取り組み方には家庭ごとの違いが出るのは当たり前です。
下の「まとめて型」です。それも、ワーク1冊まとめて 笑
正直、やる気があるのでそれはそれでいいような気はします。
親としては、教材費分、1ヶ月かけて学習して欲しいという気持ちになるのもわかります。
ワーク好きなお子さんの場合、市販のドリルと組み合わせているところが多いです。
Z会は1題のみで、続きは市販のドリルを、というところもあれば
Z会をやり終えて、次の教材が届くまでは市販のドリルという家庭もあります。
物足りない、もっとやりたい!という気持ちのところで上手にやめさせるほうが良いと、七田式では言っていたのでドリルをするのも親のコントロールが必要ですね。
親の負担が多すぎる
体験型学習は、こどもちゃれんじのエデュトイと違い親の参加が必須です。
ドリルのペース配分や丸付けも親の仕事。さらに体験学習まで・・・となるとオーバーワークと感じてしまうパパママもいるようです。
実際にZ会の幼児コースは親の助けなしには、使いこなせない教材です。
ドリルだけを子どもが自習で取り組むなら、Z会の市販のドリルのほうがコスパは良いです。
親子で楽しんで体験学習を続けていけるかどうかは、試してみないとわかりません。
資料請求で届いた体験学習を取り組むことが億劫に感じるようならZ会幼児コースは向いていないかもしれません。
Z会幼児コースの取り組みモデルプランとしては、
平日はワーク、週末に体験学習をおすすめしています。
実際にZ会を受講しているママパパの口コミ


親子でやるものもあるけど、子供だけで取り組めるものもありバランス良いです。
教材とワークに加え、提出課題など値段のわりにボリュームはある方でした。
白を基調にしたスッキリした色使いに共感が持てました。
玩具みたいのがついてこず、あくまでワークになっているのが良いです。
親子で取り組めるものもあって、交流の手段として役立ちました。


小学校に上がっても同じように続けていけるZ会はとてもオススメだと思います。
友人もZ会でよかったといっていたので、迷わず決めました。
いまいちな点は特に感じていません。
子どもが興味を持って勉強できるような教材を用意してくれていて、いいと思っています。


早いウチから受験を意識したい方におすすめしたい会社です。
大学受験の時、z会のお陰で合格できたと言っても過言では無いと感じるほどだったので、全幅の信頼がありました。
他を実際、利用していないので、比較が難しいですが、こどもが興味を惹きやすいテーマやデザインになっているのでやらせやすいです。


親子関係を築くのにもとてもいい教材でおすすめです。
また、ただ勉強するのではなく、たくさんの経験を通して学ぶという形が素晴らしいと思いました。
親子で取り組む内容が多く、親子で楽しんで学ぶことができたのがよかったです。
こどもちゃれんじにくらべて、かわいいキャラクターがいるわけではないので、そこは残念でした。


普段保育士として働いていますが、
ほかの保護者の方からも評判が良く大切な我が子のためには、ゼット会がいいと思います!
どの教材もカラフルで子どもが好きそうな絵柄を取り入れていて保育士の私としてもとても魅力的なものでした。
また、ほかに取り寄せた資料とは違いお試し教材が何種類か入っていたのも良かったです。
やはり、教材がどの子どもからしても魅力的なものになっています。
子どもの目を引く色使いやキャラクター、文字の大きさなども素晴らしいです。


答えが1つではない問題もありとても良質だと思います。
年長の後半では、入学準備の為の問題も出てきて
入学前に少し先取りができるのは良いと思いますのでお勧めします。
おもちゃのような教材やDVDがついてくる講座もありますがZ会にはなく、ゴミが増えなくていいです。
廃材などで工作をして遊ぶコーナーもあるので、親子で夢中になっています。
親子の触れ合いがたくさんできて嬉しかったです。

このお試し教材は無料ですがしっかりとした内容になっていますので
興味を持ったのであればまず資料請求をしお子様が興味を持つか試してみて
その上で入会するか他の教材にするか考えるとよいと思います。
また有名なところで安心感があったことも大きいです。
ワーク教材と体験型教材があり体験型教材は親子で共に体験し考える力を付けることができてとても良かったです。
教材は良くできており内容は難しすぎず優しすぎず適切だと感じました。

ぜひ1番最初はZ会から始めてほしいと思います。
読み書きが抜群に上がってきて机に向かう時間が自然に増えてきました。
ただ少し料金が高いのがネックです。

いわゆる「勉強」だけでなく生きていくための「知恵」をつけてくれます。
月々の課題も無理なく取り組めるし付録も必要最小限で、子供たちがのびのびと学習できます。
貴重な子供時代の成長を、親も一緒に体感することができます。
難易度が高すぎずそれでいて少しひねった内容があって面白いと思ったから。
子供に無理をさせ過ぎず、一緒に寄り添って考えたり取り組んだりすることが多かった。
例えば季節感を感じる「凧作り」や落ち葉の観察など。
一緒に取り組める人には良いが、兄弟姉妹の多い人や働いている人には少し大変かもしれないと思った。

こどもチャレンジとZ会を比較した場合に、
進研ゼミよりも少し自分が学ばせたい教材が多かったのと、
こどもが興味があった方がZ会の教材だったからです。
海外在住のため、日本へ帰国した時のためにと思ったのが教材については、
子供も毎回楽しんでこなすことができたと思います。
周りのお友達が進研ゼミ(しまじろう)の人気があるので、
キャラクターの面ではもう少し力を入れていただくと
子供のやる気も伸びるかもしれないと思います。
おためし教材で実際のワークをチェック
とにかく、Z会幼児コースの肝は「親子の体験学習」です。
子どもの興味関心だけでなく、一緒に取り組む親目線でも「おためし教材」を試してみるべきです。
実際に、材料を用意するところから取り組んでみて
「これなら毎月一緒に取り組める」と確信をもってから申し込むと
思っていたものと違うという失敗を防げます。
体験学習も、自分で用意するのは負担かも?と不安になるかもしれませんが・・・
実際には↓のように
はさみと、紙を用意するだけだったり・・・
おためし教材の場合は、洗濯ばさみでの体験学習だったり、と自宅にあるもので簡単にできます。
食育にも力をいれているのは、他の通信教育には見られない点です。
とにかく「体験第一」な教育方針がうかがえます。
共感できるわ!と思ったら、まずはおためし教材で実践して、続けられそうか試してみてください。
Z会幼児キャンペーンで、無料のお試し教材に期間限定のプレゼントがついてくる時があります。